思考実験:引戸クローザ(1)
2009/06/24(水):2008年7月ころ
1.ゴミ置場引戸が 激しく閉る!
 引戸クローザの構造は ワイヤ駆動装置(ワイヤ式巻き戻し器)と エアシリンダ制動装置が 組み合されたもの。開き終って 手を放せば ワイヤ駆動力で 引戸が 引き戻される。エアシリンダは 伸び出すときには 空気を吸込み、閉るときには シリンダ内の 空気逆止弁が 働き、ゆっくりとした 圧縮動作となり、引戸に対して 制動力を 発揮する。
 引戸が 激しく閉る となれば、エアシリンダの空気逆止弁の 空気漏れが 増えた結果、制動力が 低下したのであろう。
 「激しく閉る」ということは、しまる時の 引戸速度が 収束してないので、3、4回 バウンドする ということ。

○てんやわんやの初動対応:新任理事会のスタート
・H15年の施工業者は 建設業界の連結合併の渦のなかで、連絡不能。気がつけば、元理事長(H15?)が 出入り業者に 修理見積りを 依頼していた。話は早い。
・新理事会:引戸が激しく閉ることに、安全危惧。修理まで引戸開放固定を決める。カラス対策の妙案・珍案。
・当方は 当初、引戸開放固定に反対。「カラス対策:入口網のれん取付け」に反対。メール会議の末、引戸開放固定には 従う。カラス対策は 反対、そのかわり、朝・夜 ゴミコンテナのフタ閉め確認を実行すると提案。
・エアシリンダ制動装置の部品手配、工事日までの 2週間、ゴミ置場の見回りをした。清掃委託している作業員とも 顔見知りになり、いろいろ ゴミ出しマナーの実態を 聞き取れたし、また 自分で目撃もした。
・理事会で決めたことをメール会議をしてまでも、なぜ 反対したのか。を 十分に 理解してもらえただろうか。
 説明した内容を どの程度 理解していただけたのか、今もってわからない。