2005/12/11(日)
 「不要心!」
テレビ番組を見ていて、16、7年まえの体験の一コマを思い出した。
>職場の同僚4、5人と連れだって昼食を食べに入ったラーメン店でのこと。
食べている間に込み合ってきて、カウンター席のうしろに何人かが立って待っている。
こちらが食べ終わって同僚も順に立ち上がり、出て行きます。わたしが最後でした。
スツールいすから下りて歩いた瞬間に、うしろで待っていた若い女性の足を踏んでし
まった。とっさに「あ、ごめんなさい!」と頭を下げながら謝った。
 踏まれた女性の声は「ぃ−・・」であったかどうか、聞き取れなかった。
一呼吸あって、グループの若い男性陣から「大丈夫!大丈夫!」の声が上がった。
女性2名、男性2、3名のグループで来ているようだ。中国語なまりを感じた。
「大丈夫」の言葉を聞きながら、2、3歩あるいた。狭いところなので女性が大丈夫か、
顔も確認していない状態でした。
そのとき、わたしは思わず「プーヤオチン!?(不要心)」と発声した。
男性陣から「オー、不要心!」「不要心!」と声が重なり、意外だなと驚きの反応も
あったかもしれない。 この近くには日本語学校があり、そこの中国人生徒なのかと
後で思った。
 「大丈夫」はわたしの口癖でもあり、若かりし頃独習した中国語のなかで、それに
対応する単語を、しっかり憶えていたようでした。それが思わず発声につながった。
<この一件のなかで、ずっと気にかかっていることがあります。
○足を踏まれた女性が、どんな人だったかはっきり見ていなかったこと。
○「不要心!」と発声するのが、わたしの立場では間違いではないか?と言うこと。
○わたしから「不要心」と言われてしまった彼女の胸の内は、どうだったのか?
テレビ番組の内容は、参拝関連ではなく、中華街のものがたりです。念のため。