2006/07/21(金)
 昨日パナソニックがフルHVプラズマTVの新シリーズを発表しましたね。PZ600シリーズ4機種(103型、65、58、50型)で画像処理方式も新しくなったようです。9月初旬発売とのことです。階調も白・黒両方でのつぶれ解消を対策しているようですから、期待してみたい。(ようやくフルHVスペックに本腰がはいったわけですね)

2006/06/28(水)
 数日前に有楽町の家電量販店でも、デジタルTV画像を比べ見た。会社帰りの勤め人も見比べていく人がさすがに多い。どれも決定的によい印象の機種がない。
本日夕方、町田の家電量販店を帰り際にのぞいてみた。7月向けの大画面TV展示のコーナーを設営作業をしていました。3割程度の機種が配置換えで電源OFFの状態で見れません。7月になったら再度来店しようと思いながら見ていると、フルHVスペックの液晶47型が一段と引き立つ画面で引きつけられた。先日、有楽町で視聴したときには、液晶特有の速い動きに残像が出ている機種でした。今じっくり見ると、コントラスト、階調、エッジ処理がすばらしくてよい。画面の明るさが全体に明るく、ハイキー調に設定されている。しかし、白つぶれすることがない。画質に好感する。さぁ、唯一の欠点は、残像に対する処理が未完成であること。これが改善されれば、DLNA機能つきなので購入したくなる。
 VieraLinkも魅力的な機器相互接続機能です。だが、プラズマ・フルHVスペックの手ごろサイズの機種が出遅れている。画像処理も正統派手法なのでしょうが、スピード感、ノイズ低減感が少ないローキー画像に見える。量販店でデモ上映する画像調整が決められていないのか、機械ごとに画調がちがっている。期待している機種なのだが、消費者ニーズをつかみ損なっているようだ。
 液晶・フルHVスペックをそろえたメーカ機種は、さすがに中庸の画像処理で、コントラストも階調も自然な感じで大きな欠点はない。DLNA機能がないのが惜しいかも。
 液晶・フルHVスペックで好調をねらうメーカ機種は、DLNAを搭載している。画像処理にも特徴を出し、エッジ感を高めた処理をしている。ただ、十分にいろいろな番組を見ていないので評価しきれていない。好感をいだくまでには至っていない。
 投射型も本日見たが、視野角範囲が狭いように感じた。
液晶・フルHVスペックで映像処理に新ジェネッサ方式をうたう機種についてはカタログ入手だけ。ジェネッサを見た頃よりもさらに改善されているなら、好感度アップかもしれない。
7月以降にまた見比べてみたい。

2006/06/20(火)
 昨日、ふらりと町田の家電量販店でデジタルTV画像の現状を見に行った。フルHV(1920×1080)画素数の現状画質を調べたいと思い、液晶機種とプラズマ機種を見比べた。
○フルHVの液晶画面は、以前に比べて残像ぼけが少なくなっている。
○液晶画面もコントラスト比、視野角範囲ともに改善している。ただプラズマの持つ演色性というか、コントラスト比、視野角範囲にはかなわない。
○メーカーによる液晶画質差もありそう。(同一のHV番組を出してもらえなかった)画像処理の方法に差が目立ち、必要以上に画像のエッジが強調されているものもある。
○フルHVのプラズマ画面は、コントラスト比、視野角範囲ともに申し分がない。(BShi、地デジHVを見たかったが、DVD素材の再生だった)
○ただ、大画面にメニューの文字キャラクターがぎざぎざで表示されると興ざめします。
○1366×768画素のプラズマ画面での特有の現象かどうかわからないが、速い動きに画像処理が破綻しているのが気になった。(オーケストラ指揮者の白い指揮棒の動きに画像処理が間に合わない。白い棒が時々白い砂粒を振りまいたようになる)
○フルHV画面でも縮小モードで表示する場合もあるから、画像処理が破綻するようではまずい。
○大画面TVでも、SD(SmallDefinition:いまどき4対3画面をStandardDefinitionとは言わないほうがよい)番組を見るには、小面積での映写とするような配慮が必要。HD(HighDefinition)との画質感をバランスさせる必要がある。コンピュータ文字の階調処理も必要だ。
○こうして考えると現状のデジタルTV機器は、本当に消費者の要望に応えられる段階に来ていない。
○わが家のアナログTV受像機は、電源ONから安定するまでに横引きノイズが出るようになって久しい。買い換え時期ではあるが、様子見が続くことになる。
 フルスペックハイビジョンとはなにか?の論議をデジタルTV機器に限定してでもよいので早くはじめてほしい。
いろいろなデータ転送速度の放送と通信、コンピュータが同じ画面端末に映写されるわけだから、全部の性能を比較できる基準が検討されなければならない。