2010/06/17(木)
 過日の長修総合定例会で 当方が提起したのは、A4用紙1枚に 修正提案2件、工事図面催促2件を記述したものです。
議事進行で言えば、いつもながら一番最後の 「その他」に相当する場で 提案しました。
当方の「論理的な発言」の例として、修正提案1件を簡単に述べましょう。

 2、3回の総合定例で議論したあと、5月末に「構内遊歩路脇に夜間照明用の庭園灯設置」工事が完了した。
まだ、施工検査が済んでいない状態です。 夜間に自分で遊歩路を歩いて 不具合を感じたので、修正を提案した。
○庭園灯の人感センサー感知幅が狭く、正面でしか感知していない。 だから歩行通過した後で ようやく点灯するという状態。
 センサー内の感知幅(105度)に対して センサー内部でエリアカットシールが貼られて制限されているのでは?
○4本の庭園灯を新設したが、暗い場所が残る。 2本、2本の組み合せで東側と西側に振り分けたら どうか?
という 具体的な 修正提案です。

 施工業者の説明は、「3本が 路脇の植栽生垣とほぼ同一高さで 挟まれているので 感知が制限されているかも、、、」という。
当方「1本は 路脇の築山の手前に 孤立で建てられているが、正面でしか感知していない」と指摘。
こういう議論のなかで、残念ながら 他の委員が 実地確認していないことが 多い。 孤軍奮闘を余儀なくされる。
委員長「たしかに 比較して 暗くなった感じになるかもしれない。 灯数を追加するとかを検討してもよいか」
修正提案の2件目の説明が終り、議論している中で 先輩委員氏が 大きく 独り言のようにつぶやく。
「庭園灯を 夜に見ましたよ。 明るくていいなと。 気が付かんかったな」 どうも 一人の世界に 浸っているようだ。

 この日の午後、当方としては はじめて 工事現場事務所を訪れた。 現場責任者と施工説明者が 在席していて すぐに話を始めることができた。 「人感センサーの設定」に限定して 施工時の状況を確認したいと申し入れ、率直な話を伺った。
○工事責任者として「センサーの制限シールは 貼っていないか?」と 工事業者に口頭で確認した。 工事業者は「貼っていません」との答えだった。(納入時点で感知幅が正面に限定されていた?)
○「植込みに囲まれる場所で、植栽を誤感知しないかと思い 横方向の枝などを退けたりして感知しないことを確認した」
 (え? これって 感知範囲が 正面しか向いていないってことではないのか?)
もう 状況から判断して 初めから 感知幅が正面限定であったし、それに気づかずに 工事完了(精密な設定は後でもやれると)していたわけです。
 次の日の夜、庭園灯の点灯が 通過手前に反応していた。 過日の夕方に 施工業者が センサー感知幅の調整をしたようだ。
やればできるじゃないですか?  植込みに囲まれた灯も 正常に 広い範囲で 感知している。