戦争がすべてではない
2007/05/27(日)
 平和憲法が 改正され、軍隊を 規定する 憲法が できるとき、戦争を おこす 事態に むすびつく。
名目は 「ふりかかる 火の粉を 払う」 という ささいな ことから はじまる かも しれない。
あるいは 「軍事同盟国を 支援する」 という 集団自衛行動で はじまる かも しれない。
これらの ことを やめない 以上、戦闘行動が はじまる 可能性は おおきい。

 第2次世界大戦の ころは 局地戦でなく、大規模な 国と 国、連合国と 同盟国との 戦争に 拡大した。
そのときの 戦争意識を 戦勝国、戦敗国 ともに きちんと 清算 できている のだろうか?
○アメリカは 「イラク戦争」を はじめたが、イラクに 大量破壊兵器が なかった と認めざるを えない。
○アメリカは 「イラク戦争」を おわる てだて を もっていない。
○だれが 責任を とるのか?
軍事大国で 戦争好きの アメリカですら 戦争方程式を 十分に 身につけて いない。

 戦争方程式=国際法*(戦争開始要件+戦争終結要件+戦争責任・復興要件)・・・戦費分担ではない。
で 表現される ものだろう。
方程式では 開始の要件、終結の要件、責任・復興要件が 国際法に かけて(照らし合せて) 肯定される かどうか に 重点が ある。
この方程式には 戦費分担を 含まない。戦費方程式は わたしの 思考範囲を こえる。
また、この方程式は 講和方程式としても 役立つ。つまり 戦争を はじめるなら、講和の要件まで 考えて 判断 する べきだ という こと。

 戦後世代の わたし としては、戦争方程式 に つぎのことを いれたい。
○開始・終結の 要件を 国際法に 合致させること。(全面戦争は すべきでない)
○戦闘要員は 職業軍人に 限定すること。(1億玉砕!竹やり戦法!自爆・神風!は厳禁とする)
○文民統制(内閣統治)+武官指揮報告+民間報道。
○責任:内閣+武官。(範囲は 法律で 確定しておく。勝敗にかかわらず責任を負う)
○復興:(範囲は 法律で 原則規定。勝敗にかかわらず責任を負う)

 戦争の 方程式は 今後 数年間に 日本で 改憲議論 されるとき 忘れて ほしくない 最低限の ルール。
だが、本当は 「平和方程式」を 憲法から なくして ほしくない と念じている。
「平和方程式」を 明確にして もっと 強固に する 方策も 議論 されたい。