2006/06/16(金)
 「忘れられた日本人」:宮本常一:岩波文庫 を読み終わった。昭和の戦前、戦後の各地の民間伝承を聞き書き記録した形態の文章です。雑誌「民話」に連載したものを増補添削して一冊にまとめたもの。辺地の古老を取材して記録に残すにしても、聞きながらメモしたのではなく、おもいかえしながら記述したのであろうから大いに感嘆する。
昭和の時代の生きざまを呼び覚ましてくれる。直接的な民俗学論文ではないのだろうが、取材の場の雰囲気がよくわかる。
 「日本の歴史をよみなおす」:網野善彦:ちくま学芸文庫をひきつづき読むつもり。そのまえに図書館でかりた本を読み始めた。「E=mc²:世界一有名な方程式の伝記」:デイヴィド・ボダニス:早川書房(日本語訳版) まわりくどい周辺原理の発見の歴史・伝記を記述している部分を読んでいるので、まどろこしい。原爆や核融合以外の応用につながる原理を示唆できるのだろうか? ビッグバンの時を解き明かせるのか?と想像が先走ります。