三信の人
2007/04/19(木)
 3年前 わたしの退職の日に 上司からいただいた はなむけのことば について 哲学のこころが むいている。
○上司「自作造語ですが、あなたは 三信の人 だと思います」と、職場の送別会で はなしをされた。「信頼、信念、信実 の人」 という内容であったか とおもう。わたし自身は 次に自分が 退職の弁を のべる緊張のなかにいたので、3つの単語が 前掲のとおり だったか、どうか 定かではない。 はなし全体の趣旨から考えると この3信であろう とおもう。この上司も ことしか、来年か退職するはずだから、その ときにはゆっくりとはなしてみたい。

○三信を 辞書で調べると、仏教用語で 信仰心の段階を 説くことば として存在している。
○また、世の中には 三信の字句を 含んだ 会社名もある。 社是には 「信用、信念、信実」とある。
○ビジネス上の「信用」とは 法人としての信用行為を 想定するだろうから、個人には適用しないほうが よい。
○哲学的に 思いなおしたところで、「三信の人=信頼、信念、信実の人」だったか と再認識するしかない。
○しかし、自作造語してまでも 「三信の人」と形容された わたしとはなんだろうか。

○関連会社に 転籍し 3年後には退職する、と こころに決めての仕事ぶりでした。 初めて経験する職種でありましたが、年度ごとに 完結する業務内容です。
○2年目には 自主判断ができる範囲もひろがり、「三信の人」の片鱗が あらわれた。
○3年目には 担当外にもかかわらず 他人の仕事に加勢した つもりが、「オーバー・アクション」で顧客からクレームされたり、若手社員にノウハウ伝授を仕掛けたり。
○短期間ではあったが、おもいどおりに 完結できた。 それが 「三信の人」か。

○短信箋としては ここまでにとどめる。 今後 別項目を記述するなかで 解決していこう。
 晴間が でてきた。外へ でかけよう。