2011/10/12(水)
万有資源:最良成果を求めて

 経営資源:「人・物・金」に「組織資源」を連係させて、企業活動をダイナミックにとらえた視点を発展させて、
さらに社会組織と連係した経済活動にも拡大適用したのが「万有資源:「人・物・金・組織」」の考え方です。

企業内だけの視点では万有資源を活用できません。 だから、組織の垣根を超えた視点が必要です。
:○「人・物・金・組織」資源活動の全体を高い天空から鳥瞰するように把握する。 全体を鳥瞰視点で見つめると効果的。

その上で、実際に活動する「人・組織」の垣根も乗り越える視点が必要です。
:○「人・組織」資源活動をほんとうに把握するには、お互い同一高さの地上視点で見つめる必要があります。
:○しかし、お互いが「組織」に籠城(保身や組織エゴなど)するだけでは、肝心の万有引力が有効に働かない。
 アナロジーとしての物理的な視点で説明できるだろうか。
ミクロ視点の粒子レベルで関係し合う4種類の力:「重力」「電磁力」「弱い力」「強い力」である。
原子、分子レベルでは電子共有や自由電子の動き(電磁力)で結合力を想像することになるのだろうか。
自由電子のアナロジーをたどって細胞、生物までに行き着くには遙かに長い道のりすぎますね。
それゆえ、「組織に籠城」していては肝心の万有引力が有効に働かない。と記述した。

 では地上視点とは何か:喫緊課題を直視する視点です。
:○組織のしがらみを取り外したすべての「ひとびと」が同一の地上視点になるための秘策はなにか?
:○組織のしがらみを取り外したすべての「ひとびと」が同一の喫緊課題を直視する視点になるための秘策はなにか?
 垣根を見つけ出し、取り払うとなると相当なエネルギーを投入しなければならない。
 だが、「垣根を乗り越える」だけでよいだろう。 垣根を乗り越えて、行き来できる状態だ。
:○「組織として果すべき役割」を背負いながら、その「垣根を乗り越える」という技を発揮できるかどうか。
 この処世術(プロフェッショナル精神)を身につけた人が鍵になる。

 疲れました。 最終回は明日にしましょう。

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