過去記録リフィルを作って:
 をA4用紙4つ折りで作成して活用しています。
現在、私が使用中の活動記録リフィルは、1999年から2006年までが一覧でき
るものです。 この記録リフィルを見ると、SD手帳バインダを自己記念として
購入しているのは、2000年、2001、2002、2004、2005年です。
また、コレクト製メモリーパースを購入したのは、2003
年だとわかります。

 ことしは、リタイア初年生でしたので、自分の活動を振り返るために記録と
して残っているものを拾い集めて、過去記録リフィル3枚分までさかのぼりま
した。(1975年〜1998年) 1990年代以前の記録は少ないため、ほとんど空
白のままです。記憶で補なって書き込めるだけ書き込んでも空白がほとんどで
す。

 そこで、活動記録リフィルの時間軸を1マス1年として12年周期表にした
リフィルを作りました。A4用紙4つ折りシート1枚で12年×8巡暦一覧のシー
トです。自分の一生を1枚のシートに書き込めるわけです。このシートには、生
まれてからのいろいろな出来事を比較的すらすらと書き込める。区切りになる
入学、卒業、転勤、引っ越しなどの出来事が書けるからです。折々に交際・交友
を持ったひとの名前も出てきます。(写真アルバムとか手帳などを整理しつつ
書き込むことになりましたが)
いずれにしろ、記録しておくことが大事であると気がつきましたが、整理も大
切ですね。捨てる整理をしてきたが、まとめる整理をしてこなかった。
まとめる整理を身につけていれば、記録を残すことに努力したかもしれませ
ん。

 はなしの道筋がずれてしまいました。
話したかったのは、昔、富士通が発売した「オアシス・ポケット」の使い方のこ
とです。 この小型ワープロ(初代機種)を私が購入した時期はいつだったかを
検索するため過去記録リフィルを見ているうちに、思考が飛んでしまいまし
た。(初代オアシスポケットを購入したのは1991年11月でした)

 いまでいうPDAの先駆け的な「オアシスポケット」を持ったのは、私としては
個人記録の電子化の始まりです。
 当時、もうひとり先輩の同僚が熱烈なポケットユーザーでした。
 オアシスポケットと同寸の取扱説明書をいつも一緒に持ち歩いているという
ほど、使い込んでいました。いろいろ小物を持ち歩く先輩でしたから、別に説
明書を持ち歩くのも苦にしていないだろうと思っていました。
あるとき、「・・・説明書がかさばるんでね・・・」とこぼされた。 「えっ?」とびっ
くりしましたが、「私は、役立つ機能で忘れそうな項目は、オアシスポケットに
説明を書き込んでいます」と答えた。 こんどは先輩が「えっ?」とびっくり。
・・・このはなしはこれでおしまいです。

 「オアシスポケット」親指シフトは名機だったなあ。 ワープロ機としてPDA
機能(PIM機能)を持った初代目は文章作成機能に、パソコン通信機能がついた
程度だった。その後MS−DOS3.1がベースになった3代目までシリーズが出た
あとには、インターネット時代に対応する別シリーズになってしまった。
 追加の小種をひとつ。
「オアシスポケット」のスケジュール機能:横軸−時間、縦軸−年月日(時計連
動)があった。 これを流用して、予定計画表に見立てて活用した。
縦軸−無視、横軸−1時間を1日とか1カ月、1年とかに見立てて、予定事項を
並べていく。(見立てた横軸を記入事項として書き込むとよい)
こんな使い方をして、予定の検討をしていたんですが、この技については誰に
もお披露目していなかったですね。

 いずれにしろ、縦軸・横軸をどう設定するかによって、視点の違った記録リフ
ィルになります。