ハイドロ栽培:初めの段階
2007/08/14(火)
 ハイドロ栽培の 観察メモ。
昨日 家庭用品店で 木製の すのこ(キャスターつき)を 購入。ハイドロ栽培の ボトル、コップを まとめて すのこに のせた。日陰へ 移動 しやすく した。
○ハイドロ栽培に 揚水ひもは 不要?
 ハイドロ栽培 1週間の 観察、考察を 記述。
○揚水ひも(麻ひも)構造に こだわっていたが、不要・無用の もの かもしれない。
・悪い点:ハイドロ・ボトル栽培の 1個で 揚水ひもが 上面で 空気と 触れる部分に 白かび? が 発生。
 また、3本に 上面 5cmほどの ところで 黒かび? が 5mmほど 発生。 
・不要の理由:ハイドロ・コップ栽培で 揚水ひも・3本 と 6本で 4組ずつ 比較して いるが、ハイドロボールの 湿り具合に 有意な 差が でていない。どちらも 十分な 保水力が ある。
○入子容器での給水方法:ハイドロ・コップ、ハイドロ・ボトルともに 外側に 栽培水容液を いれた 容器を 持ち、それに ハイドロ栽培容器を はめ込んだ 二重構造だ。
・よい点:外側容器の 水量を 随時 確認して 調整できる。乾きが おおきければ、一時的に 十分の 水量を いれ ハイドロボールを うるおして から 水位を 適性値に もどす などの 調整が 簡単に できる。
 また、上から 注水して うるおした あと、外側容器の 残水量を 適正値に すること も できる。
 適度の 空気接触が 必要なら、適宜 内側の ハイドロ栽培容器 を 取り出して おくこと が できる。

 ハイドロボールの 揚水実験
○揚水ひもなし ハイドロ・コップ:270mlの 入子コップに 1個の 排水口を あけただけの ハイドロボール・コップを 2組 設置。外側容器に 1/5水位の 水を いれ、ベランダに おく。ハイドロボールだけで 揚水効果が あるのか テスト開始。
・外側容器の 水が なくなる まで、ハイドロボール が 水分を 下から上へ 吸い上げて いるのか、観察していく。
・種から 発芽した 根は 髪の毛の ように ほそいが、栽培容器の 底まで のびて いく。だから、揚水力も 毛細管的に 微弱な 程度で よい と おもわれる。
 
2007/08/10(金)
 ハイドロ・コップ栽培、ハイドロ・ボトル栽培とも 揚水ひも(麻ひも)の 吸い上げ力は とても つよい。
ひも先端 まで 水が しみだして きている。感心 して しまう。
○次回の 種まき では、揚水ひも:1本だけ 上へ 飛び出させて、残り 5本から 7本(15本)は ハイドロボールの なかに 埋め込む のが よいだろう。そうすれば、上層部分の 乾きも 少なくなる と おもう。
○ひも1本 だしておく と、揚水状態を 目で 確認 できるし、なにやら たのしい と 想像 できる。

2007/08/08(水)
 ベランダで ペットボトル水耕栽培の 一種を はじめた。
一般的な ハイドロ栽培では 排水口なしの 器で おこなう。が、今回は ペットボトル水耕栽培の やり方で 用土だけを ハイドロ栽培用の 保水力の ある 粒状石を 使って 栽培する。(この方法を 発想したのは、google検索して たどり着いた 「窓々菜園」サイト http://bellde.gozaru.jp/pettobotoru.htm 記述の アイデアに 触発 された からです) 
 
容器:
○2リットル飲料水ボトル:4個。
○547mlの プラスチックコップ2個重合わせ:8個。
用土:
○ハイドロカルチャー(中粒):素焼れんがボール(朱色)。
○ハイドロボール(中粒):焼成発泡粒状石(焦茶色)。
○2種を 同量混合。(ハイドロボールは 水に入れ、一晩たっても 浮いて いるものを 除く) 
水溶性肥料:
○ハイポネックス:1000倍希釈。
揚水ひも:
○麻ひも:梱包用の 自然麻ひも。
排水口パッキング(ボトル栽培で 必要):(用土漏れを ふせぐ)
○流しゴミ水切ネット:中粒の 小石なので、揚水ひも が 固定 できれば よい。
   

工作:
○ハイドロ・コップ栽培:容器
・プラスチックコップの 底に 3mm穴を あける。
 真ん中に 1個:水抜き用。
 周辺円形、均等に 3から6個:後述の 揚水ひも 植え込み用。

○ハイドロ・ボトル栽培:容器
・2リットル・ボトル容量の 半分位置で 切り取る。(カッターナイフで 切れる)
 底側ボトルに 上半分ボトル 飲口を 下にして 立てる。(安定に 立てば よい)

○ハイドロ・コップ栽培:揚水ひも
・麻ひもを コップ 高さの 1.5倍長に 3から6本 切り出す。
・ひも片側に 結びめ を つくる。(端から 3cm程度)
・コップ底の 円周に あけた 揚水穴に 揚水ひも を 通す。(結びめは 底の 外側)
・3から6本 の 揚水ひも を 通して 完成。
・工作した コップを 別の 新品コップに 重ねる。

○ハイドロ・ボトル栽培:揚水ひも
・麻ひも を 上半分ボトルの 1.5倍長に 8から16本 切り出す。
・8本まとめて 片端に 結びめ を つくる。(結びめ が 飲口位置に なる ように。
 飲口から 3cmほど ひも先 が でるように 結びめ 位置を きめる)
・8本(+8本)の 結びめ を 水切ネット(四折り:飲口幅より 大きめ に)で 巻きつける。
 (水が 通り、用土が こぼれ ない 程度の 太さ で よい)
・水切ネット を 結束バンド で しばる。(上下2か所:結束バンド の 先端は 長いまま で 切り落さない)
・結束した 麻ひも を 飲口に 通し、飲口部分で 位置合せ する。(ひも 下端が 3cm 飲口から 飛び出し、
 上端は 上半分ボトル の そとへ でる くらい)
・下端の 麻ひも を 均等に 花火 の ように ひろげる。
・底側ボトルに 上半分ボトルの 飲口を 下にして さしこむ。これで 工作は 完成。

 あとは
○ハイドロ用土を 揚水ひも容器に 7割高さ くらいに つめる。
○何度か 水通し を して みる。
○最後に 水耕肥料の 水を 底側の容器に いれる。
・ハイドロ・ボトル栽培:水量位置を 決めかねている。当面、飲口の上に かかる 程度に している。
 (揚水口が 空気に ふれて いない)
・ハイドロ・コップ栽培:水量位置を 決めかねている。当面、ハイドロ用土の 1/5高さ くらいに している。
 (揚水口が 空気に ふれて いない)

 現在、赤丸二十日大根、からしな、こかぶ、サニーレタスなどの 種を じかに 蒔いて 発芽を まっている。
○ベランダの 直射日光が あたる 場所で あり、水の 蒸発が はやい かな とおもう。
○とくに、コップの ほうは 一日で 半量が なくなる。
○ハイドロボールの 上層一段が 一日で 乾燥して いる。
○2段目以下は 湿って いる。揚水ひも の 上端は ハイドロボール以上でも 湿って いるのが わかる。
○からしな の 根は ハイドロボールの 隙間を とおり 5から7cmも のびて いる。ほとんど 底に とどく。
○双葉の した、徒長の 伸びを している ので、このさき どうなるか?