2010/12/03(金):「日本語に主語はいらない」金谷武洋
 10月以降、日本語文法の書物をすこしづつ読んできた。
:金谷武洋著 の延長にある(時代的には、これより前の著作だが)関連書籍をまとめて読んでいる。
○「日本語に主語はいらない」:金谷武洋:講談社選書メチエ
○「主語を抹殺した男:評伝三上章」:金谷武洋:講談社
○「象は鼻が長い:日本語文法入門」:三上章:くろしお出版
○「英語にも主語はなかった」:金谷武洋:講談社選書メチエ
○「日本語のこころ」:渡部昇一:講談社現代新書

 日本語の基本文法をあらためて考えることができた。
現代英語が特殊すぎる文法に従うものであり、その英語文法を他の言語に援用して文法解釈することの危うさが実感できた。
ブログ:で毎週、国際語エスぺラントの作文実習を沈黙投稿しているが、ある時から日本語風作文とエスぺラント風作文を併記するようになった。
エスぺラントが印欧語の文法系譜から創作されたものであるから、日本語話者には基本的に違和感がわく。
○基本文型の違い、語順の違い、名詞修飾の前置き、後置きの違い、時制の違いなどが常に気にかかる。
○国際語と言うからには、これらの違いを許容し、表現しあえる方策ができるとよいと思う。
○日本語の基本文型は、名詞文、形容詞文、動詞文の3種類だ。名詞文をエスぺラントに訳すのが難問ですね。
 名詞を直接に述語化する方法があるが、それで動詞文(名詞意義の欠落)になってしまっては意味がない。