2007/05/03(木)
 「ブッダ論理学 五つの難問」:石飛道子:講談社選書メチエ に 提起された 二項命題の論理 部分を 図解した。
・P、Qの 命題を 入力したら 論理結果 が 真実・T か、偽・Fか どうなるか?入力状態の 1から4までに 対して
 それぞれの 論理で 答えの 出方が ことなる。
・図書には 図解が ないので、図を 作成した。
・まず、じっくり 真理値表と 図を 見比べる。それぞれの 論理は かならず 正・Tと 負・Fの 出力が あり、
 論理図も それに 対応して 2種類ずつ 表記した。 

○等値/負等値論理の 場合、等値論理図:Inclusive AND は 30年ほど前に 私案した もの。
 当時は Exclusive OR図のみ が 一般的に 通用していた。正と負の 相補関係を 満たすために
 包括的ANDゲートの 図を 考案した。(当時、日経エレクトロニクス・「私の設計」に掲載された)
○等値/負等値の 論理ゲート図を 使えば、因果論理、含意論理も 簡単に 図示 できる。
○因果関係を 論理思考する には、時間順序が 逆転(:命題Qがさき、命題Pがあと)する 論理で
 破綻しない ように、注意深く 命題設定する 必要が ある。
○このため、ブッダ論理では 状態1と4で 真となる ように 二項命題を 導き出して いる。
 (等値/因果/含意の 論理は 安定的に 状態1、4が 真となる。また、P命題を 原因、Q命題を
  結果に あてる ような 論理立て だった?)
○論理図解を 試した だけ なので、わたし としては 教典命題での有効性を 示す 段階に ない。

 ・念のためを 追記した。