要件(管理)リフィル?とは
2011/01/06(木)
2005年に公開したのなかで、やを記述して、
これを便利に活用してきました。
毎年出回るシステム手帳の標準リフィルには、なぜか「件名リフィル」相当の形式がありません。
おおよそ、スケジュール管理リフィル(年間、月間、週間)とか、計画管理−、タスク管理−のリフィル類がほとんどで、いわゆる予定管理・時間管理にしぼり込んだようなリフィル群です。
メモリフィル(汎用罫線リフィル)もありますが、これを活用する方法論が不明確です。
(おそらく活用方法は、備忘メモや、発想メモ、感想メモ、日誌メモなどに当てるのでしょう。
:記録保存を目指すなら、原則的に一葉一件のみを記述し、リフィル一枚に複数主題が混合しないようにする)
○件名リフィル:要件(管理)リフィルとは?
自作の件名リフィルの構成は、上段に「件名: (開始年月日)」欄があり、中身の区分け枠に「月/日」、「目印」、「主題(見出し)」、「内容」の欄があります。(を参考に)
使い方は、ひとつの要件(用件、案件、条件、事件、物件など自分の関わる事柄・テーマ)について、最上段に件名表題を記入して使い始め、中身欄には実施(思考、調査、発案、連絡、比較、反省、評価)した事柄を日付とともに継続的に記入していきます。
要件(管理)リフィルと言うと、タスク管理(進捗管理)のように解釈してしまうので、「件名リフィル」と覚えたほうがよいでしょう。
ひとつの要件を完遂するために、実行(準備、打合、思考、調査、発案、連絡、比較、反省、評価)したことを、備忘メモ的に記入していきます。 また、読み直しながら、新たな企画、思考を練っていきます。
時間的な進捗管理よりも、要件の完成度を高めるための実施記録を記入していくことです。
○一件複葉になってもかまいません。
当然、同じ要件での記述分量が増えてきたら、リフィルを追加挿入して継続記入していきます。
バインダー形式のシステム手帳では、リフィル追加を簡単になせるのが最大の利点ですから。
○「件名リフィル」は、要件を実行するための備忘メモリフィルです。
仕事上の正式報告資料とはなりませんが、陰の重要資料になるかもしれません。
要件の確実な進捗や、思考の整理、手抜かり防止に有効だったり、記録保存・ストックに役立つはずです。
自分の日常生活、仕事のなかで、何に注目して「件名リフィル」に取り上げるかで生き方が変ってきます。
継続して考察の対象となる要件が身近にあるということ自体が、人生の張り合いをもたらし、その解決に意欲を起させるものですね。
これを記録して、保存ストックするためのリフィル書式が、当方の場合、「件名リフィル」です。
○「件名リフィル」は、時間・進捗管理の視点ではなく、要件の内容管理、品質管理に結びつく備忘メモと言えるかもしれません。
時間管理しているだけでは、あまり成長しないが、品質管理ができれば、大きく成長できるはず。
世の中に出回る標準リフィルだけにとどまらず、品質管理リフィルの類がもっと一般的になるとよいですね。