
「梅棹忠夫著作集」を読む
2006/10/10(火)
「梅棹忠夫著作集」の
14巻:「情報と文明」を よみおえて、返却し、
12巻:「人生と学問」を かりだして きました。
12巻は、個々には 活字化 されて いた 文章 だが、単行本には なって いなかった もの。
人生観、学問観を おりにふれて 表現した 文章を ひろい あげた もの だという。とにかく よんでみよう。
○ほかの巻では、単行本で 出版された ものも ふくんで いたので、なつかしく おもいだしながら よんだ。
(よみ とばし も しました)
○梅棹忠夫の 文章に 魅力を 感じるのは、卓抜な 論理が やさしく 表現されて いる だけでなく、いきかた
が 文化人として でなく、みずから 文明人を いきる という すがた が すばらしい。
○人間の 五感に からみあって、りくつ まみれで うまれた 文化に したがう のではなく、社会に 存在する
ものごとの たがいの 作用力から うまれた 文明に したがう という 態度が とても このましい。
○わかりやすく いえば、情緒的な 側面だけで 判断しない という ことか。はなれて 相互の 作用・反作用を
しらべあげ、的確な 視点を もつ ことが できる という ことか。
2006/09/19(火)(
から抜粋)
わたしの最近の読書では図書館から「梅棹忠夫著作集」を借り出して読んでいます。
著作集の
1巻:「探検の時代」と
11巻:「知の技術」を読んだあと、いまは
18巻:「日本語と文明」を読み進んでいます。
いつ読んでも梅棹氏の文章は、やさしく読みやすく、表現を工夫されていて、卓抜な視点での論理を展開したものです。