因果関係の論理!?
2007/05/02(水)
 「ブッダ論理学 五つの難問」:石飛道子:講談社選書メチエ を 通読した。内容を 理解した 範囲は はなはだ すくない。
○著者の論点
 ・現代論理学では 「時間」を うまく あつかえない。(因果関係を 語れない)
 ・二項命題の 「そして:AND」/「または:OR」/「ならば」論理 だけでは 抜けが ある。
 ・「等値」論理、「因果」論理を 加えた 5論理(5真理値表)が 必要。
 ・二項が (ともに 真、もしくは ともに 偽)等値 ならば、その時に 限り 「等値」論理と、「因果」論理、
 「ならば」論理 ともに 同一真理値 になる。
 ・二項が (ともに 真、もしくは ともに 偽)等値 ならば、二項の 順序を 入れ換えても 論理の 結果が
 成立する。(時間順に 矛盾が 生じる おそれは 減少する。が、皆無 ではない?)
 ・「ブッダの (二項命題の)公式」は 等値命題 を 意識した 命題構造だ。と 著者は 見出した。
 ・以下 省略。

○わたしの達成度
 ・二項命題の 5真理値表を 図解する。(久しぶりに MIL記号で ロジック図を 描く)
 ・(歩き旅の 途中、菊名池公園ベンチで 手書図を かいた。電脳上の 図形書込みは 
 これ。ベンチでの考察に 比べて、いくぶん 直感的で 見映えする 図解に なった)
 ・命題論理学の 演習を 積み重ねないと 命題の 立て方が わからない。これが 始めの 一歩か。
 ・念のためを 追記した。