2011/11/07(月)
考える:常に意匠と機能の両面思考で
当方が考える「意匠と機能の両面思考」の例を再掲します。
○遺産分割の考え方:(←再掲)
・法定相続に曰く:1/2を配偶者、残り1/2を他の法定相続人で平等分割:比率は「意匠デザイン」に相当。
・家長制度に曰く:家門継承を大事とする:時代にして長子優遇の風はない。だが継承への思いはあり。
・考えるに曰く:1/2を家門相続者に、残り1/2を他の法定相続人で平等分割:これは「機能デザイン」に相当。
相続実行には、さらに全体的な財産移動の段取りを想定してすべて取り決めておくことで円滑にすすむ。
○万有資源の考え方:(←再掲)
・経営資源論に曰く:「ひと、もの、かね」が大事な資源:一企業内でしか通用しない「旧式・意匠デザイン」に相当。
・考えるに曰く:「ひと、もの、かね、組織」が大事な資源:社長からパートまでの全組織にも通用し、また複数企業
との共同プロジェクトにも適用できる万能の「新式・意匠デザイン」に相当。
・考えるに曰く:(ひと、もの、かね、組織)が、いかに工夫するか:各資源が有効に反応し合う「機能デザイン」に相当。
資源を活用するために工夫が必要で、意匠に対しても、機能に対しても「意図的な設計動作を及ぼす」という意味で「デザイン」と呼びました。
・形あるものをどのように取り揃えるかの工夫が「意匠デザイン」です。
・機能をどのように組み合せ、発揮させるかの工夫が「機能デザイン」です。
・当然、現実世界では固有機能を有する資源を集めて「意匠デザイン」します。
・それだけで「機能デザイン」も完了するわけではない。 さらに工夫すべきだというのが「機能デザイン」です。
・時間軸にあわせ、活動期間のなかで「機能デザイン」の工夫を重ねていくべきです。
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